江戸の人も見た景色
三重県亀山の旧国民宿舎「関ロッジ」の貸付先を募集中です。自然の美しい鈴鹿国定公園内の山の中に建ち、目の前には池。 近くには、かつて東海道の宿場町だった関宿の街並みも残る立地。 宿泊事業、飲食事業のどちらかの運営が必須ですが、耐震補強済み、改築も可能な物件のご紹介です。
指定管理を経て貸付に
老朽化が進んでいたロッジは2013年7月、指定管理者制度に移行してリニューアルオープン。耐震補強や施設修繕などに約1億円以上を支出したものの、2年後の2015年、5年間の指定管理者契約の半ばで赤字を理由に休館することになってしまいました。
そこで今回は貸付での募集。年間120万円を払って、施設を借りる事業者を募集中です。
改築も可。柔軟な条件設定
借主負担での改築・修繕も可能で、建物の部分的な利用や、部分的に取り壊しての利用の提案もOKと、自治体所有の物件としてはかなり柔軟な条件設定。
(ただし国定公園第一種特別区域に存するため、自然公園法により、既存の旧国民宿舎関ロッジ 建物の建ぺい率・容積率以内で、色彩も同様の範囲に限られます)
現在は「宿泊事業」について亀山市が三重県から許可を得ているので、飲食事業のみを行う場合は自然公園法の事業変更手続きと、建築確認の用途変更申請が必要なのでご注意ください。
ブルートレインもついてきます
閉館前の関ロッジは、「国鉄20系」といわれる寝台特急列車の車両(通称ブルートレイン)に泊まれる唯一の場所として有名でした。売却なども検討されたようですが、希望すればこの車両も借りられます(要修繕)。
観光地としてのポテンシャルも
30分~1時間ほどで、鈴鹿サーキットや伊勢神宮にもアクセス可能な立地。サミットで注目された伊勢志摩エリアから足を延ばせます。
今度こそ、事業として軌道に乗せられる方に借りてほしい!締め切りが迫っていますが、ぜひご検討下さい。