住宅街にひっそりと、幕末生まれの古民家が
京都府の日本海に面したの街、舞鶴市にある古民家活用の事業者募集です。 緑あふれる庭と母屋・離れ・土蔵をもつ、かなり立派な古民家「旧山内家」は、なんと幕末から明治初期に建てられたもので、平成23年に舞鶴市に寄贈されました。
周辺は住宅街に囲まれ、近くに桜の名所として知られる与保呂川が流れています。隣には青葉中学校があるので、パブリックなポテンシャルも高く、街に開いて活用しない手はありません! 土地と建物を一体活用できるので、カフェやゲストハウス、庭には大きなテラスを作って、ワークショップなどもできそうで…、色々と想像が膨らみます。
敷地内の建物は、全部で6つ。①母屋(木造瓦葺平屋建)115.20㎡ ②離れ1(木造瓦葺平屋建)38.67㎡ ③離れ2(木造瓦葺平屋建)52.89㎡ ④土蔵(土蔵造瓦葺2階建)1階、2階とも23.14㎡ 計 46.28㎡ ⑤物置(据置型)となっており、第1種住居地域に位置しています。
海の京都、海軍の町
舞鶴市は東西に大きく分かれており、古民家のある東舞鶴は日本海側唯一の軍港として港湾都市が形成されました。舞鶴港は今でも海上自衛隊の基地として使われており、港には様々な船が停泊しています。近年では、かつて軍用施設だった赤煉瓦の建物も再活用され観光地として賑わいを見せており、「海の京都」として広く注目を集めています。
福井県との県境に位置しているため京都、福井どちらからもアクセスが可能で、京都駅から直通の特急を利用すると1時間半で東舞鶴まで来ることができます。マニアックですが、舞鶴港から小樽へのフェリーも毎日運航されています。
地域に貢献する活用を!
そんな東舞鶴に幕末から残る古民家で、何か新しいことを始めてみませんか?応募は個人、団体は問いません。
利用形態は貸付か譲渡で、事業内容によって有償、無償が決まります。事業開始の際の改修費は原則、応募者の負担となりますが、事業内容について細かい規定はなく、かなり柔軟です。おもしろいことを思いついた方、ぜひ事業提案してみてください!