海と山の絶景保育所
旧西浦保育所

保育所正面から

目の前に広がる海、その向こうには富士山!
そんな絵画のような風景が見える場所に、小さな保育所があります。
そして今、その保育所の活用方法を探るべくサウンディング調査が行われています。
他にはない特別な環境を使い倒すアイデア、お聞かせください!

海と山と保育所

今回の舞台は「旧西浦保育所」。
富士山のふもとで、駿河湾や伊豆の山々に囲まれた自然豊かな場所です。
沼津といえばアジの干物が有名ですが、保育所のある西浦地区は高級みかんの産地でもあり、食の資源に恵まれたまちでもあります。

この施設は、保育所機能の高台移転に伴い平成26年に閉所したもの。
しかし、この贅沢なロケーションもあるので、活用の方策が探られてきました。
保育所らしいこじんまりとした建物ですが、天井まで届く大きな窓や天高5m近くある廊下もあり、抑揚ある空間にアイデアも膨らみます。
以前は給食も作っていたので、小さいながら厨房も完備。
もちろんグラウンド付き、さらに屋上にはプールもあります。
なんだか、いろんなことができそうです!

また、施設の隣には、ナイター設備のある地域グラウンドがあり、そこもうまく巻き込みながらアイデアを考えると、地域にも愛される活用ができそうです。

ただ、防球ネットが張り巡らされているため、景色をちょっとだけ邪魔しちゃっているのが玉に瑕ですが…。

周辺は美しい自然がたくさん

施設は沼津市街地から少し離れた場所にあるので、非常に穏やかな雰囲気。山の緑や、広い空と海をゆったりと堪能できます。
海と山が近いので、周辺は砂浜のない海辺ですが、停泊しているヨットが並んでいたり、釣りを楽しむ人で賑わっていたり、これもまた穏やかな風景。車で3分もしないところに海水浴場(らららサンビーチ)もあります。

柔軟な活用方針

ヒアリング内容としては、

  1. 土地・建物の活用用途、事業概要
  2. 想定する事業の期間
  3. 想定する事業を成立させるための条件
  4. 市に求める支援・配慮

以上の4点。また、事業の想定として、

  1. 地域の自然環境や景観等の資源を生かした事業
  2. 土地及び既存の建物の貸付による、民間事業者の独立採算による事業

とありますが、施設活用に対する沼津市のスタンスがとても柔軟で、細かな規定などがありません。活用用途も自由に設定し、提案して欲しいとのこと。

まち全体が変わりだす!

昨年は公共R不動産で少年自然の家のサウンディングの募集や、1DAY RePUBLIC アイディアコンペを開催させていただいた沼津市。最近ではリノベーションスクールも盛り上がっているようで、まち全体にもじわじわと変化の兆しを感じます!

そんなタイミングでの西浦保育所サウンディング調査。
あなたのアイデアが、さらにまちを盛り上げるきっかけになること間違いなし!
興味の湧いた方、ご参加をお待ちしております。

<今後の想定スケジュール>

8月 調査結果発表
9月 調査結果を元に方針決定
9月下旬〜10月 事業者募集の開始
平成30年1月 事業者決定・契約

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自治体の皆さんには、このガイドブックを参照しながら公募要項を作成していただければ、日本中のどんなまちの遊休施設でも、おもしろい活用に向けての第一歩が踏み出せるはず!という期待のもと、妄想研究会メンバーもわくわくしながらこのガイドブックを世の中に送り出します。ぜひぜひ、ご活用ください!

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