「民間提案制度」活用促進プロジェクト
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日常的に人が来るきれいな広場
大東市立総合文化センター サーティホール

今回紹介するのは大東市立総合文化センター(サーティホール)前広場。ホールには日常的に人が来ます。でもお店が全然ない。。この広場に飲食店あれば絶対に売れるよ!と大東市でも有数のポテンシャルを感じた広場です。

ホール玄関から広場側をみたところ。ちょうどいいサイズ感。

僕たちの仕事の大きな軸の一つは「ポテンシャルの発見」です。

リノベーションでもまちづくりでも、割と上記のキーワードからスタートすることがあります。

この職能って実はみんな持っているタイプの能力で、要は「こんな風になったらいいな」みたいな話です。で、想像した後にそれに伴うハードルをいろいろクリアしていく。そんな職業だと思っています。

ちょっと話ずれましたが、今回の大東市立総合文化センター(サーティホール)前広場。これ後述の事業者提案制度の枠組みの中には入っていません。でも、「大東市公民連携に関する条例」を読んでいくと、リスト内に無い物件でも提案してよいとなっていて、だったらここいいじゃん!というのが経緯です。

何がいいか?

まずは日常的に人が来ます。というのはこのホール、イベント利用もそうなのですが、中に図書館と公民館があって、なんだかすごく賑わっています。でも、お店が全然ない。。元々は文化ホール内に喫茶室があったようなのですが、それが閉鎖されて数年経っていて。その間、募集はしているようなのですが、同時にコンセプトも迷走していて。。結果的にテナントが決まっていない状況です。

に対してこの広場。土じゃないことと、すでにベンチになりそうな植栽の囲いがあること、景色がゆったりしていて広いこと。もちろん人が日常的に来ること。ここに飲食店あれば絶対に売れるよ!

書いてみて分かったのですが、特に大したことしてないなって。。

でも、これに気付けるか?は割と重要だとも思っておりまして。一応プロなので。

まあ、そんなこんなで大東市でも有数のポテンシャルを感じた広場です。そんなにいろいろいじることなく、お店できるんじゃないかと思います。

もしお近くの方いたら、提案待ってます!

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