※本記事は 生野区役所 地域まちづくり課 による寄稿文となっております。お問い合わせ・ご連絡は主催者さまへ直接お願いします。
公共資産活用における新しいプロセス
学校校舎の再生・活用事業等においては通常、その枠組みを検討するために行政が事業者に事前にヒアリングする“サウンディング”というプロセスが設けられます。この「参画エントリー会議」は、サウンディングの新しいカタチとも言えるものです。
校舎全体を借り上げて運営するには相応の資金力や体制がある事業者に限られてしまいますが、実際には様々な主体がコラボレーションして関わっていくことが、より望ましい活用につながると考えられます。
そこで今回の「参画エントリー会議」では「全体の運営を行いたい」「校舎の一部でこんなことをしたい」「月に一度、こんなことをやりたい」といった具合に、様々なかたちでの関わり方を考えている民間事業者、団体、住民の皆さまがそのイメージについて提案をアピールする機会となっています。
それによって行政としてもより現実的で具体的な事業の可能性をイメージして公募条件を検討することができるとともに、運営への参画意思を持つ方々のコラボレーションが生まれるきっかけになることを目指すイベントとなっています。
生野区の“学校跡地を核としたまちづくり構想”の実現へ向けて
大阪市生野区の西部地域では、小学校の再編と校舎の新たな活用について検討が進められてきました。その中で、学校は無くなるのではなく「みんなの学校」として新しい形の学びの場となり、それらが核となって多世代・多文化・すべての人が関わる生野区独自の「まちぐるみ教育」が実現するという「生野区西部地域の学校跡地を核としたまちづくり構想」が今年6月に策定されました。
まちづくり構想の情報はこちら 。
この構想にもとづいて、各校舎は「みんなの学校」として再生活用される予定ですが、どのような形で使われるかは、実際に校舎の活用に関心のある事業者や団体、住民の方々の意思があってのことです。そこでそうした意思を可視化することでお互いのコラボレーションを促進すべく、今回のイベントが企画されました。
公共資産活用のプロセスに新しい風を吹き込む“参画エントリー会議”。どのような提案が集まり、どんなコラボレーションが生まれていくのか、今から楽しみです。
エントリーの有無や提案内容は、実際の運営事業者の選定には直接影響するものではありません。このイベントで提案したコンセプトはあとから変更できないといったこともありません。具体的な検討はまだこれから、という方々も、ぜひ参加してみませんか?
イベント概要
イベント情報URL: https://www.city.osaka.lg.jp/ikuno/page/0000481149.html
開催日時:2019年11月20日(水)17:00-20:00
〜当日のタイムテーブルは、参加・提案の申し込みを頂いた方に追ってご連絡させて頂きます。
開催会場:生野区役所 6階大会議室
〜会場のキャパシティを超える場合には、事前に事業者・団体ごとの参加人数の制限について、お知らせさせていただく場合がございます。
申し込み方法:
参画エントリー会議のお申込みについては、申込メールアドレスあてに電子メールでお申込ください。詳しくは、イベント情報URLをご確認下さい。
申込メールアドレス:ikunoevent@city.osaka.lg.jp (生野区役所 地域まちづくり課)
*提案内容については後日ホームページ等にて公表させていただく予定ですが、公表を望まない方は申し込み用紙に、その旨記入下さい。
申し込み期間:
○イベント参加および提案(プレゼンシート提出)いただける方
○提案(プレゼンシート提出)のみいただける方
2019年9月20日(金)〜10月31日(木)
*プレゼンシートは申込後に(本期限内にて)別途提出いただくことも可能です
*イベントへ参加されずに提案のみお出しいただくことも可能です
○イベント観覧のみの方
2019年9月20日(金)〜11月18日(月)
参加費:無料
主催:生野区役所
協力:株式会社セミコロン
当記事の内容に関するご意見・ご質問等は、イベントページ詳細のお問い合わせ先へ直接お問い合わせください。