AOAAってどんな場所?
AICHI OPEN ART ATELIER(AOAA)は、「つくってく?」をコンセプトにした多目的スペースです。創作活動、リモートワーク、勉強、休憩などに、どなたでも無料でお使いいただけるほか、イベントスペースとしての利用も可能です。愛知県美術館・愛知県芸術劇場のある複合文化施設、愛知芸術文化センター(以下「芸文センター」)の地下2階にあり、地下鉄名城線・東山線の栄駅、オアシス21に直結しています。
AOAAには何がある?
AOAAでは、利用シーンに応じて組み替えられる可変什器「ACTIVE FURNITUREPROJECT」(コクヨ株式会社提供)、一箱から誰でも作品を展示できる「一箱かきましギャラリー」とクリエイティビティをくすぐるアート本(一般社団法人学びの文庫運営)、リソグラフ、Wi-Fiを完備しています。また、オンライン会議用のワークブースもあります。
イベントも多数開催されており、8月中は、「一箱かきましギャラリー」ギャラリーオーナーの販売会やワークショップ、コミュニティマネージャーによる折り紙教室や夏休みの自由研究サポートプログラム、名古屋国際工科専門職大学の学生によるロボット体験会などが行われました。
開室日は毎週金土日の12時から18時。ちょっとした空き時間の休憩も、がっつりリモートワークや大きな机で作業したい!という時も、ぜひお気軽にお立ち寄りください。
AOAAで目指すこと
AOAAは愛知県文化施設活性化パイロット事業として、来館者の方に、アートにまつわる新しい体験を提供しつつ、芸文センターと、企業・個人をつなぐ窓口としての機能を担いながら、芸文センターの公共施設としての魅力を高めていきたいと考えています。
エリア連携の可能性を検証すべく、11月にはAOAAとして「久屋ぐるっとアート」をはじめ、久屋大通公園で行われる社会実験など、栄エリアで行われるエリアイベントに参加します。(以下イベント情報参照)。
運営者からのメッセージ
学びの文庫代表の小林晴子さんは以下のように話します。
「一箱かきましギャラリーでは、各オーナーが絵画、オブジェ、ドール、染料、アートブック、詩集、翻訳本、絵本などを展示・陳列しています。少しずつオーナーが増えており、遠方からも参画いただいています。現在では、ほぼ毎週、オーナーによる販売やワークショップなども開催していますので、混ざる、変化していく「かきまし」な世界に、ぜひ、お越しください」
「昨年度からAOAAの運営に携わり、定期的に来てくださる常連の方も増えてきました。アート本を読んだり、ちょっとパソコン作業をしたり、イベントに飛び入り参加してみるなど、自由に楽しんでいただけたら嬉しいです。」と話すのは、AOAAコミュマネージャーの柳瀬可奈子さん。この春愛知県立芸術大学を卒業し、抜群のコミュニケーションスキルを活かして、運営に携わっています。
◆ 「一箱かきましギャラリー」(本棚貸出事業)に係る募集概要
広義のアートをテーマに、老若男女プロアマ問わず、自分自身の作品、興味関心のある作品、本などを一箱のなかで自由に配架、展示して、情報や価値観を共有できる場としてAOAAの本棚を利用できます。また、作品の販売やワークショップ等も料金内でできます。9月の金土日(21日(土)を除く)、13:00〜13:30まで、オーナー希望者向け説明会を実施しています。現在登録されているオーナー一覧及び募集の詳細は以下をご覧ください。
【詳細情報】https://note.com/manabibunko/n/n09a434f6f0a8
◆ イベントスペース貸し募集概要
AOAAでは、イベント、ワークショップ、会議、講演会、研修等にご利用いただけるほか、作品や商品の販売・展示にご利用いただけます。詳細情報は公式Instagramの投稿よりご確認ください。
【料 金】1時間につき、2,000円(税込)~事務手数料として料金をいただきます。
※規模、期間に応じて個別に料金を設定しますのでご相談ください。
※物販の場合は、売上に応じて別途料金を負担していただきます。
【詳細情報】https://x.gd/goziU
◆今後のイベント予定
1. ワークショップ「Wikipedia ARTS(ウィキペディア アーツ)in AOAA(仮称)」
Wikipedia ARTS(ウィキペディア アーツ)は地域の文化芸術について調べて、インターネット百科事典ウィキペディアの記事にまとめ、広く情報提供する活動です。参加者が愛知県美術館で所蔵品を鑑賞し、ウィキペディアンを講師にウィキペディアの編集にチャレンジします。
【開 催 日】 2024年11 月 2 日 (土)
【開催時間】 10:00~16:30
【講 師】 かんた氏(東京ウィキメディアン会)
【開催場所】 愛知芸術文化センター地下2階
【定 員】 10名程度
【申し込み】https://ws.formzu.net/dist/S983997085/
2.あいち芸文ZINEの市
愛知県近隣のZINEクリエイターやZINEに興味がある方が一堂に会する『あいち芸文ZINEの市』を初開催いたします。本イベントは、ZINEやアートに興味がある人、新しいカルチャーに触れたい人、自分だけのオリジナルZINEを作りたい人など様々な人の発信の場所であり、コミュニケーション創出の場所となります。開催に伴い出展者受付を開始いたします。出店申込みの詳細は下記の詳細情報よりご確認ください。
【開 催 日】 2024年 11 月 9 日 (土)・10日(日)
【開催時間】 11:00~16:30(予定)
【開催場所】 愛知芸術文化センター
【詳細情報】
https://www.instagram.com/p/C_iYrY8zNrC/?utm_source=ig_web_copy_link&igsh=MzRlODBiNWFlZA==
3. ワークショップ「ショートショートミュージアム みんなの言葉の美術館(仮称)」
2023年度に開催したワークショップ「ショートショートミュージアム みんなの言葉の美術館」を今年度も開催予定です。愛知県美術館で所蔵品を鑑賞し、作品をもとにテーマを考え、作家による指導のもと、ショートショート(とても短いお話)を作成します。
【開 催 日】 2025年 1月 19 日 (日)・26日(日)※2日間のワークショップです
【開催時間】10:00~16:00(予定)
【講 師】太田忠司氏(小説家)
【開催場所】愛知芸術文化センター地下2階
【定 員】10名程度
【申し込み】開催詳細が決まりましたらAOAAの公式Instagramでご案内します
【参 考】昨年度開催の様子 https://note.com/manabibunko/n/n070e0aafe722
4. 「一箱かきましギャラリー」(本棚貸出事業)の展示・イベント
一箱かきましギャラリーは、アーティストが本棚の各スペースをオーナーとして自由に手軽に作品を展示しています。また、毎週のようにオーナーがAOAAに在室して、作品の解説や販売などを行っており、ステンドグラスや絵画、Tシャツ等の展示販売やオーナーが企画した紙バンドをつかったワークショップ、デザイン等のオープンレッスン等を実施しています。今後も随時開催していく予定です。
【開 催 日】 AOAA開室日に不定期で行います。詳細は以下URLをご確認ください。
【開催場所】 愛知芸術文化センター地下2階
【詳細情報】https://www.instagram.com/aichi_open_art_atelier/
◆ パイロット事業について
「Aichi Open Art Atelier」運営実証実験
誰もが学び、創り、働くことのできるクリエイティブな空間を創造する場として、昨年度に引き続きAOAA(Aichi Open Art Atelier)を開室します。昨年度の検証結果を踏まえ、「つくる」「まざる」をコアテーマに芸文センターの新たな来館者層の開拓と交流の場づくり、栄エリアとの連携を踏まえた文化施設のあり方を検証します。民間企業や個人のプレイヤーと連携した企画やイベントなどを展開していきます。
パイロット事業主催:愛知県県民文化局文化部文化芸術課
受託事業者:株式会社オープン・エー
共同事業者:コクヨ株式会社・一般社団法人学びの文庫・名古屋国際工科専門職大学
【詳細情報】https://www.pref.aichi.jp/press-release/2024pilot-jisshi-geibun.html