募集期間を延長しました(〜9/27(金)18:00)
7月末日からエントリー募集を行っていた「NEXT PUBLIC AWARD」。多数の応募をいただきましてありがとうございます!9/20(金)にエントリーの締め切りを行いましたが、募集期間を延長することといたしました。締め切りは9/27(金)18:00となります。ぜひこの機会にエントリーください!お待ちしております。
NEXT PUBLIC AWARD2024の開催にむけて
「NEXT PUBLIC AWARD」は、公共R不動産が2023年度から実施している、公共空間活用の新たな可能性を発見するアワードプログラムです。
第1回となる「NEXT PUBLIC AWARD2023」では、全国から23プロジェクトのエントリーがあり、公開プレゼンテーションを経て、最終的に1件のグランプリ、4件の優秀賞が決定。どのプロジェクトも、仕組みやデザイン、プロセスにおいてこれまでの枠組みを飛び越えたものばかり。公開プレゼンテーションにおける審査委員のクロストークでも、これからのパブリックスペースのあり方を示唆するようなプロジェクトにたくさん出会うことができたという声が上がり、まさに名の如く「NEXT PUBLIC」の可能性を感じるプログラムとなりました。
▼第1回の様子はこちらから
そして2024年度も、第2回となる「NEXT PUBLIC AWARD2024」を開催することが決定!いよいよエントリーを開始します。
昨年度からの大きな変更点。部門をなくし、フラットに。
アワードの内容について、昨年度と大幅に変更したポイントが1点。
昨年度は、アワードの募集を公共空間のタイプ別に部門を分けておりました(廃校、公園、水辺など)。が、部門によるエントリー数のばらつきがあったり、そもそも複数の公共空間を一体的に動かしているようなプロジェクトも多く、どちらかの部門に無理やり分けるのも難しいという声が寄せられました。
より多くの方にチャンスがある状況を考えるべく、第2回となる今回は部門自体を廃止し、どの分野のプロジェクトも受け止められるように変更しました!公共空間の活用だけでなく、民間の土地や建物を活用したパブリック空間のエントリーも含め、全て同じテーブルに並べて審査いたします。
全てのエントリーから1次審査を受けて5件が選出。
公開プレゼンテーションを経てでグランプリ、準グランプリを決定します。
また、審査委員による特別賞の授与も実施予定です。
これに関しては、優秀賞に限らず全てのエントリーから選出する予定です。
NEXT PUBLIC AWARD2024実施概要
審査プロセス
審査:書類審査(1次審査)+ 公開プレゼンテーション/授賞式
第1次審査として、審査員による書類審査を行い、全エントリーから5件が公開プレゼンに進みます。
公開プレゼンテーションに進んだ方は、当日に審査員及び一般参加者の前で5分程度のプレゼンテーションを実施いただきます。その後審査を経て、グランプリ、準グランプリを決定します。
スケジュール
・7月29日(月)〜9月27日(金)18:00:エントリー期間
・9月下旬〜10月上旬:1次審査(非公開)
・10月 9日(水):1次審査結果連絡
・11月22日(金): 公開プレゼンテーション・授賞式
審査委員長
馬場正尊(オープン・エー代表取締役、建築家、東北芸術工科大学教授)
1968年佐賀県生まれ。1994年早稲田大学大学院建築学科修了。博報堂、早稲田大学博士課程、雑誌『A』編集長を経て、2003年OpenAを設立。建築設計、都市計画、執筆などを行い、同時期に「東京R不動産」を始める。2008年より東北芸術工科大学准教授、2016年より同大学教授。2015年より公共空間のマッチング事業『公共R不動産』立ち上げ。2017年より沼津市都市公園内の宿泊施設『INN THE PARK』を運営。
近作は「Under Construction」(2016)「旧那古野小学校施設活用事業」(2019)など。近著に『民間主導・行政支援の公民連携の教科書』(学芸出版,2019,共著)、『テンポラリーアーキテクチャー:仮設建築と社会実験』(学芸出版,2020,共著)など。
審査委員
泉英明(都市プランナー、有限会社ハートビートプラン代表)
大阪なんば、西梅田、豊田、岡崎、姫路、気仙沼のまちなか再生や公共空間のプレイスメイキング、水辺空間のリノベーション「北浜テラス」「水都大阪」事業推進、「長門湯本温泉」の温泉地再生などに関わる。 「つかう」目線からのプランニングの民主化を目指す。 著書に『都市を変える水辺アクション』(共編著、学芸出版社)、『民間主導・行政支援の公民連携の教科書』((共著、日経BP社)。
服部 浩之(キュレーター、東京藝術大学大学院准教授、国際芸術センター青森館長)
早稲田大学大学院修了後、秋吉台国際芸術村や国際芸術センター青森で約10年間アーティスト・イン・レジデンスに従事する。公共性・コモンズ・横断性などをキーワードにアジアの同時代の表現活動を研究し、様々な表現者との協働を軸にしたプロジェクトを展開。近年の企画に、第58回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展日本館展示「Cosmo-Eggs|宇宙の卵」(2019年)、「200年をたがやす」(2021年、秋田市文化創造館)。
広瀬郁(株式会社トーン&マター代表取締役、株式会社トレック代表取締役、株式会社ワークパス代表取締役)
東京生まれ。
東京理科大学・横浜国立大学大学院 にて建築学専攻。
外資系のコンサルティング会社・不動産ベンチャー会社に勤務後、2008年起業。
新たな仕組み・仕掛けのデザインが必要とされる、ワークプレイス、公共空間、エリアマネジメントなどの領域で多岐にわたる新規事業プロジェクトにプロジェクトデザイナーとして参画。
書籍に「ブリッジング 創造的チームの仕事術」「建築プロデュース学入門」「まちづくり:デッドライン」などがある。
山口照美(大阪市港区長)
1973年兵庫県生まれ。塾の管理職を経て広報代行会社で起業した後、公募で平成25年に民間人校長として大阪市の小学校校長を3年務めた後、教育委員会を経て平成29年より公募で生野区長となり、5年間の任期を務める。令和4年より現職。少子高齢化の課題最先端エリアにおけるまちづくりや教育格差の克服をテーマに取り組む。大阪・関西万博に向けた「未来と世界にひらくまち・港区」のイメージアップに邁進中。
登録及び提出について
◯登録費
10,000円/件(税込)
○応募登録(期日:2024年9月27日(金)18:00)
エントリーには、まず応募登録が必要となります。
以下peatixより必要事項を記入の上、登録料をお支払いください。
https://nextpublicaward2024-2.peatix.com
○応募フォーム(期日:2024年9月27日(金)18:00)
既定のフォームにて、必要事項を記入して応募ください。
https://forms.gle/3cPEREtSZGBzZSW9A
その他詳細は、募集要項を必ずご確認ください。
募集要項
お問い合わせ
お問い合わせはメールにてお願いいたします。
件名に【アワード】とつけてお送りください。
NEXT PUBLIC AWARD 運営事務局(公共R不動産内)
award@realpublicestate.jp
昨年度のアワードを振り返って。今年のエントリーへの期待は?
昨年度は、初回開催にも関わらず多くのエントリーをいただき、私たちにとっても新たな出会いと驚きがたくさんありました。そして、それぞれの考える「公共性」の解釈も幅広く、興味深いものでした。なぜ、パブリックスペースを作り、運営するのか。その理由も様々ですが、昨年の受賞作に共通しているのは、施設に留まらずまちの未来を熱量高く描き、そこに向けてのプロセスやデザインが丁寧になされていること。そして、パブリックでありながらも、最初のきっかけは「個」の強烈な熱量や課題意識から立ち上がっていくプロジェクトが力強さを持ち続けているということも感じたアワードになりました。
NEXT PUBLIC AWARD2023の審査を通じて感じた気づき、昨年度のアワードから浮かび上がってきた2023年度の傾向、そして2024年度のアワードへ期待したいことなど、審査委員長である馬場正尊(公共R不動産プロデューサー/オープン・エー)とpodcastにて語っております。
ぜひお聞きください。
podcast(spotify以外のリンクはこちら)
未来のパブリックを予感させるプロジェクトのご応募、お待ちしております!
▼審査委員によるガイダンスセミナーはこちらから
https://www.youtube.com/live/sM1ek_KVuCI