公共R不動産がピックアップする物件
公共R不動産がピックアップする物件

合宿・研修によさそうな公共施設 5選

「公共不動産データベース(公共DB)」から、テーマに沿って公共R不動産メンバーが気になる物件をピックアップするシリーズ。今回のテーマは「合宿・研修」です!

公共不動産データベース」とは、全国の遊休公有財産の情報を一元化したサービス。自治体は簡単な操作で物件情報を登録することができ、民間事業者は面積や築年数など整理されたデータ項目と写真が大きく見やすいデザインで、全国の遊休公有財産情報を一気に検索することができます。

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そんな公共DBの中から、公共R不動産メンバーがテーマに沿って気になる物件をセレクトしていきます。今回のテーマは「合宿・研修」です!

※公共R不動産による独断と偏見でピックアップしています。
物件の詳細は、各リンクの物件情報と問合せ先からご確認ください(閲覧には会員登録が必要です)。

公民連携最先端のまちで募集中!

紫波町立彦部小学校(岩手県紫波町)
https://db.realpublicestate.jp/estates/1433

 

菊地さん

最先端の公民連携事業で有名なオガール紫波から車で15分。中心部からは少し外れますが山奥ではなく、アクセスはまずます。紫波の美しい散居集落の風景が気持ちよい高台にあります。校舎は築33年なので新耐震基準を満たしており老朽化もそれほど進んでない様子。農業地帯なので、食関係もよし、山が近いのでトレラン拠点などもよし。さらに現在、民間からの事業提案を受付中で、場合によっては随意契約の可能性も。春だし、コロナ開けの期待感も高まる中、新規事業に取り組みたいと考えてる方、今がチャンスですよ〜!

 

先月まで現役の大規模保養所

羽村市自然休暇村「清里・八ヶ岳少年自然の家」(山梨県北杜市)
https://db.realpublicestate.jp/estates/2476
 

松田さん

八ヶ岳の美しい自然と清々しい高原の空気を楽しめる清里にある宿泊施設。273人収容可能な施設内には、体育館、ホール、スナック、天体観測所、ロッジ(別荘棟)にキャンプ場、従業員宿舎となんでもござれ。急遽廃止が決まり、現在は解体に向けて手続きが進んでいますが、先月まで稼働していた施設。林間学校でも企業研修でも家族旅行でも、今すぐ活用可能です。解体される前に急げ―!

 

オーシャンビュー独り占めの体育館

知念体育館(沖縄県南城市)
https://db.realpublicestate.jp/estates/178
 

小柴さん

体育館なのに、やたらと窓が多いなと近づいて見ると、見渡す限りのオーシャンビュー!それもそのはず、知念岬公園に隣接するという絶景のロケーションに位置しています。その絶景スポットに体育館を建ててしまう贅沢さは、沖縄ならでは。 体育館にジムが併設しているので、シャワーや更衣室も完備しています。食堂が無いので、屋外でBBQするのも気持ちが良さそう。 スポーツ合宿をイメージできますが、近くにはコマカ島や、世界遺産など、晴れた日は体育館から出たくて、合宿どころでは無いかもしれません。

 

ユニークな施設で小ぶりの合宿

旭志幼稚園(熊本県菊池市)
https://db.realpublicestate.jp/estates/1163
 

矢ヶ部さん

少し小ぶりの合宿でも一棟貸し切りで使えるような、小さい物件はないかと検索しました。調理室つきが理想ですが、それはなく…、ただこのユニークな外観に惹かれてしまいました。簡易シャワーをつけて、園庭でキャンプ的に自炊できるといいかも。菊池市は古くからの米どころで、中学校跡地を活用したグリーンツーリズムや、阿蘇に通じるツーリングも行われている地域のようです。立地的にも需要ありそうです。

 

山間の名建築

ふれあいセンターいずみ(集会所・会議室)(熊本県八代市)
https://db.realpublicestate.jp/estates/1008
 

菊地さん

くまもとアートポリースのプロジェクトのひとつであり、日本建築学会賞も受賞した、武田光史建築デザイン事務所による建物!コの字の間取りになっていて、中央には屋外広場も。こんなときだからこそ、屋外で自然を感じながらアウトドア研修なんかも気持ちよさそうです。会議室の他にも、工房やレストラン、楽器の設備などもあるようで、いろんな使い方にも対応できそうです!

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リリースから約1年、全国の自治体から続々と公共不動産が掲載されてきています。まずは一度ご覧ください!

公共不動産データベース
https://db.realpublicestate.jp/

 

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公共R不動産の本のご紹介

クリエイティブな公共発注のための『公募要項作成ガイドブック』

公共R不動産のウェブ連載『クリエイティブな公共発注を考えてみた by PPP妄想研究会』から、初のスピンオフ企画として制作された『公募要項作成ガイドブック』。その名の通り、遊休公共施設を活用するために、どんな発注をすればよいのか?公募要項の例文とともに、そのベースとなる考え方と、ポイント解説を盛り込みました。
自治体の皆さんには、このガイドブックを参照しながら公募要項を作成していただければ、日本中のどんなまちの遊休施設でも、おもしろい活用に向けての第一歩が踏み出せるはず!という期待のもと、妄想研究会メンバーもわくわくしながらこのガイドブックを世の中に送り出します。ぜひぜひ、ご活用ください!

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