福岡県公共不動産活用推進プロジェクト
福岡県公共不動産活用推進プロジェクト

[11/22]福岡県 公共不動産活用トークイベント「fukuoka public meeting」開催!

公共R不動産、福岡県の公共不動産活用プロジェクトをスタート!キックオフとして、福岡県というエリアならではの公共空間活用の可能性について皆さんと考えていくトークイベントを開催します!

福岡版!逆プロポ

使われなくなった学校、公民館、庁舎、公園などなど、活用に困っている公共不動産はますます増加。公共R不動産も、その活用に少しでもつなげていければと思って物件情報を掲載したり、活用方法を知ってもらうための読み物などを連載したりしています。

が、遊休公共不動産になるスピードは私たちの思う何倍も早い・・!追いつけない・・!もっと効率的に公共不動産の情報をストックして民間事業者の方に提供できる方法はないものか。そんなことを考えて、公共R不動産では「公共空間逆プロポーザル」というイベントを企画。昨年度から、年1ペースで実施しています。

逆プロポーザルとは、通常の行政が民間を選ぶプロセスを逆転したもの。民間事業者の側から「こういうことをやりたい!」というプレゼンを、自治体側に対して行い、自治体が、「うちの、この物件でやりませんか!」と誘致合戦をするというマッチングイベントです。自治体の側が想像もしていなかった、おもしろ事業が飛び出し、筋のよい事業はすぐに物件化にむけ動き出していく…という今までになかった、スピーディーな物件活用の流れができています。

2019年9月に開催した「第2回 公共空間逆プロポーザル」の様子 photo: ©MADOKA AKIYAMA
公共空間の活用について、民間事業者から自治体へプレゼンテーション photo: ©MADOKA AKIYAMA
民間事業者のプレゼンテーションに対し、ぜひうちで!と自治体のプラカードがあがる photo: ©MIKI CHISHAKI

今回は、まさにエリア限定版の逆プロポーザル。R不動産グループのひとつ、福岡R不動産と共同し、福岡県というエリアに絞り、県内の市町村の遊休不動産を対象に、事業アイディアのプレゼンを行うイベントを2月21日に開催予定です!

アジアの玄関口でもあり、ベンチャー企業を多数輩出している福岡。たくさんの尖った民間プレイヤーがいる予感。そんなプレーヤーと組んで、福岡ならではの面白い公共不動産空間活用はできないか。2/21のエリア版逆プロポの説明会も兼ねて、まずは福岡での公共不動産活用の可能性を探るべく、トークイベントを開催します!

福岡ならではの公共不動産活用の可能性に迫る!

トークイベントでは、4名がプレゼンテーション。

まずは、公共R不動産ディレクターの馬場から、全国の公共不動産活用事例をご紹介し、福岡R不動産代表の長谷川から最近の福岡事情を語ってもらいます。

ゲストには豪華なお2人をお迎え。全国定額住み放題サービスADDressの佐別当隆志さんには、自治体との連携のポイントやローカル展開の面白について伺います。ADDressは、まさに2018年の逆プロポーザルがきっかけで、事業化、急速な事業拡大へと繋げているモデルサービスです。

そして地域で活躍するプレイヤーとして、福岡を中心にグラフィックデザイン、ブランディングを手がけるTETUSIN DESIGN代表の先崎哲進さんにご登壇いただき、自身の取り組みをご紹介いただきながら、公共空間活用への可能性に迫ります。

ぜひ、公園、廃校、近隣の廃図書館、消防署、空き地…などなど、公共物件を使って事業を展開してみたい!という事業者のみなさま、少しでも興味を持っていただけるようでしたら、ぜひ話だけでも聞きにいらしてください!!疑問点は、公共R不動産スタッフにお声掛けいただければ、その場で丁寧にお答えします。また、そんな新しい取り組みを応援したいと思ってくださる皆様もお待ちしております!

<イベント概要>

日程:2019年11月22日(金)19:30〜21:30 
会場:The Company 中洲川端
  (〒810-0801 福岡県福岡市博多区中洲4丁目6−12 7F プラート中洲)
定員:50名
参加費:無料(1ドリンク500円)
主催:公共R不動産、福岡R不動産、マツダグミ一級建築士事務所
申し込み:以下のページからお申し込み・決済をお願いいたします。
https://fukuoka-public-meeting.peatix.com/
スピーカー:

馬場正尊(株式会社オープン・エー 代表取締役/公共R不動産ディレクター)
1968年生まれ。早稲田大学大学院建築学科修了後、博報堂入社。2002年Open A Ltd. を設立。建築設計、都市計画まで幅広く手がけ、ウェブサイト「東京R不動産」「公共R不動産」を共同運営する。建築の近作に「Reビル事業」「佐賀県柳町歴史地区再生」「Shibamata FU-TEN」など。近著に『CREATIVE LOCAL エリアリノベーション海外編』『エリアリノベーション 変化の構造とローカライズ』『PUBLIC DESIGN 新しい公共空間のつくりかた』『RePUBLIC 公共空間のリノベーション』など。
長谷川繁(株式会社DMX 共同代表/福岡R不動産ディレクター)
1979年福岡市生まれ、太宰府育ち。2008年株式会社DMX入社。不動産や空間、建築を切り口として街に新しい文化や価値をつくることをミッションに事業展開。アートインキュベーション施設「FUCA」、ローカルメディア「reallocal福岡」の運営や2011年からは行政と協働でトライアルステイなどの移住定住促進事業を実施。2015年に株式会社DMX共同代表に就任。那珂川市南畑地区の移住促進事業に参画、行政運営の空き家バンク「SUMITSUKE那珂川」をプロデュース、運営サポートを行っている。2017年に八女里山賃貸株式会社を共同設立し民間主導による移住サポートや地域活性化の事業活動等も進行中。
佐別当隆志(株式会社アドレス 代表取締役)
2000年株式会社ガイアックスに入社。広報・事業開発を経て、2016年一般社団法人シェアリングエコノミー協会を設立し事務局長に就任。 2017年内閣官房IT総合戦略室よりシェアリングエコノミー伝道師を拝命。総務省シェアリングエコノミータスクフォース委員就任。2018年、経済産業シェアリングエコノミーにおける経済活動の統計調査による把握に関する研究会委員。月額4万円で全国住み放題のCo-Livingサービスを展開する株式会社アドレスを設立し、代表取締役社長に就任。2019年シェアリングエコノミー協会常任理事に就任。
先崎哲進(せんざきたかゆき)/(株式会社TETUSIN DESIGN代表/株式会社ふくしごと取締役・クリエイティブディレクター)
1978年佐賀県唐津市生まれ。九州芸術工科大学卒業。ローカルの様々なプロジェクト、ブランディング、商品開発等に携わる。また株式会社ふくしごと設立のメンバーとして、障害福祉を未来の働き方のヒントと捉えて事業を展開。オフィスをおく箱崎にて、九州大学跡地の近代建築の魅力を伝えるためのサイト「九大跡地ファン倶楽部」をリリース。今後解体される一部を街に引き継ぐためのプロジェクトを計画中。

問い合わせ:公共R不動産(担当:飯石、菊地)
E-mail :info@realpublicestate.jp

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公共R不動産の本のご紹介

クリエイティブな公共発注のための『公募要項作成ガイドブック』

公共R不動産のウェブ連載『クリエイティブな公共発注を考えてみた by PPP妄想研究会』から、初のスピンオフ企画として制作された『公募要項作成ガイドブック』。その名の通り、遊休公共施設を活用するために、どんな発注をすればよいのか?公募要項の例文とともに、そのベースとなる考え方と、ポイント解説を盛り込みました。
自治体の皆さんには、このガイドブックを参照しながら公募要項を作成していただければ、日本中のどんなまちの遊休施設でも、おもしろい活用に向けての第一歩が踏み出せるはず!という期待のもと、妄想研究会メンバーもわくわくしながらこのガイドブックを世の中に送り出します。ぜひぜひ、ご活用ください!

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