自然豊かな秘境の公有財産 5選

自然豊かすぎる、そして人口の少なさが逆にこの時代にとって滞在しやすいメリットともなりうる可能性を秘めた場所、島根県。もともとは農業体験や宿泊ができる場所だったこともあるので、大きな改修をかけずとも、ワーケーションやリトリート施設としてコンバージョンできそう！都会の喧騒から離れて過ごす施設としてはこの上ない場所です。

伊豆半島西海岸は、四季を通じて温暖であり、山林の静けさと海の眺望も素晴らしく、首都圏からのアクセスもよいことから、保養地のメッカとも言える場所。この施設も港区所有の元児童用の保養所。宿泊棟と研修棟があり、コロナ禍でニーズが高まっているファスティングやヨガのリトリート等、宿泊を伴うスクールやリラグゼーション、ウェルネス系プログラム用の施設へのコンバージョンとか、おすすめです！

青い海に囲まれた珊瑚礁の島は、沖縄本島から送迎用の高速船を使って15分の場所にあります。
真っ白な砂浜や岩場などを歩き、15分程度で一周することができます。途中自然に作られた洞窟のような穴がポコポコとあって、そこを客室に見たてて島全体をホテルになんて妄想が膨らみます。ただし、水道電気なしの完全オフグリッドなので、このまま使用する場合は、本格的サバイバルプログラムになります。

九州山地の中央、標高1,000メートルを超える山々に囲まれた深い森の中に建つ元小学校。軽い気持ちでいくと遭難する恐れのある山、生活道路が吊り橋、コンビニはおろか商店すらない…これぞ秘境！な環境ながら、グラウンドもあるので、炭治郎も真っ青な山の鍛錬ができるかも1? 延床面積451平米という、学校にしては小ぶりなサイズ感も使い勝手がよさそう。紅葉はもちろん、新緑も美しい平家落人ゆかりの地で、自然にどっぷりとつかりたいあなたに。

福岡県南部の耳納連山と筑後川の間に位置するうきは市。豊かな土壌で地下水に恵まれ、さらには市内の森林が持つリラックス効果が実証されて、北部九州で初の森林セラピー基地として認定されているそう。そんなうきは市が活用者を求めるのが、火葬場跡「旧浄光苑」。うきは市合併10周年の節目に新しい浄光苑が開設し、2015年にこちらの建物は役目を終えました。１年以内に契約可能のこの物件。周辺の豊かな森林環境を生かして、森林セラピーと組み合わせた活用なんていかがでしょう。