儲けたっていいじゃないか 民間だもの
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公共財産なんだから、税金でつくっているのだから…
公民連携を進めていく上でいろんな場面で耳にする言葉です。
しかし、維持費ばかりが掛かる遊休資産を、民間が有効活用して儲けることができれば、税収も潤うし、雇用も増えます。行政、民間、地域、三方よしの施設になります。
また、しっかりと稼いで収支を回す、という考え方は民間企業が経営していくうえで必要な考え方。そこは良い悪いではなく、得意不得意、役割分担が大切です。
しかし、ただ儲けるだけでは地域にとってマイナスになってしまうこともあります。最近では稼ぐことだけを目的にするのではなく、地域のために、よりよい公共空間のために、という民間事業者も増えてきています。
南池袋公園では、カフェやイベントでの売り上げの一部が「地域還元費」となり、公園への再投資に回っていく、まちの人が間接的に公園の維持に関わるしくみになっています。
パブリックマインドをもった民間事業者をしっかり選び、協働することでよりよい公共空間が生まれていくはずです。