ルールを盾にできぬふり
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民間が新しい企画を立てても、法律や条例、暗黙のルールを盾に役所で「できません」と跳ね返される――。ありがちな話ですが、それって本当にできないことなのでしょうか。
例えば、2017年6月に改正された都市公園法です。公募設置管理制度(Park-PFI)を創設するなど注目を集め、民間企業が関わる公園活用の動きは活発化しましたが、実は従来の都市公園法ですでにできることもあったとのこと。
以前、元国土交通省都市局公園緑地・景観課緑地環境室長の町田誠さんへインタビューをさせていていただいた際にも、
「公園法には「何を置いちゃいけない、何をしちゃいけない」というのがそれほど具体的に書いてあるわけではない」
ということをおっしゃっていました。
条例も読み方によってはokであることも多分にあると思います。
都市公園法で定められていること、条例で定められていること、を理解し、民間企業と行政職員がなんのためにやるのか、どこまでなら許容できるのかということをしっかりと対話を重ねながら、ルールをつくることが大事ではないでしょうか。