つくる前から使い手つくれ
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とりあえずつくればなんとかなった高度経済成長期ですが、これからは使い手のことをよく考えてつくる時代です。
近年では、公共空間の事業者公募の段階で、設計・工事・運営を分割するのではなく、コンソーシアムや共同事業者としてチームを組んだ上で提案することが要件となっている事例も出てきています。
運営者目線で設計・工事ができれば、無駄な工事費や設計も抑えられ、全体コストも下げることができます。つくる時代から使う時代へ。それに合わせて制度も変わる必要がありそうです。
また、民間企業のテナントリーシングでは、作る前からテナント企業にアプローチし、テナントを先付けする営業活動も行なっています。行政だからといって受け身になる必要はなく、自分のまちをアピールするように、積極的に営業するマインドが求められています。