経歴を教えてください
中島 彩(なかしま・あや)
・米国オレゴン州ポートランド州立大学卒業
・編集プロダクションにて、ビジネス書を中心とした書籍の編集アシスタント
・株式会社メディアジーンにてポータルサイトのニュース部門の編集、ライフスタイル系メディア roomie.jp の編集、2015年から編集長
・山形市に拠点を移してR不動産のローカルメディア「リアルローカル山形」の編集、ライターに
・2018年からOpenA に参画。公共R不動産のメディア編集を担当中
公共R不動産のプロジェクトで特に印象深いものは?
公共R不動産のイベント「公共空間 逆プロポーザル」。2018年に当時は観客として参加しました。各業界のトップランナーである民間企業によるクリエイティブな提案と行政が所有する遊休不動産という未開拓のフィールド。これらが掛け合わさることで、新しいビジネスや場づくりが生まれるなど可能性の大きさを感じて「公共不動産っておもしろい!」と胸が熱くなりました。
その後は全国の遊休公共不動産の活用を促進させるために「公共不動産データベース(公共DB)」が生まれ、最近では公共DBに関連したイベントとして「公共不動産ディぐるナイト」を開催するなど、派生的に新しいプロジェクトやイベントが生まれています。
あなたが考える公共R不動産らしさ、特徴とは?
建築、自治体、デベロッパー、メディア編集など、さまざまな分野出身の人が集まる少数精鋭のチームです。チームでミーティングをしていると、あらゆる角度からの意見が出てくるので「なるほど、こんな考え方もあるのか」と視点の幅が広がります。
プロジェクトの仕組みづくりから現場での運営、情報発信まで一気通貫してプロジェクトをサポートできるところ、そして民間企業と自治体をつなぐコーディネーターとしての役割を担えるところも公共R不動産のアイデンティティだと思います。
公共R不動産をやる中で、どんなことにやりがいを感じますか?
公共R不動産はメディアとしての顔も持ち、全国各地にある遊休不動産のユニークな活用事例を取材したり、自分たちが関わったプロジェクトに関する情報発信も行っています。メディアの機能があることで、先進的な動きをする自治体から公共不動産をクリエイティブに活用する民間企業まで、あらゆるタッチポイントを持ち情報収集をすることができます。プロジェクト当事者のみなさんの生の声を聞けることはとても貴重な機会だなと思っています。
公共R不動産でこれからチャレンジしていきたいことは?
公共R不動産がミッションのひとつとして掲げる「全国の公共遊休不動産がもっと当たり前に流通して活用されていく未来をつくること」。いかに遊休化した公共不動産とそれを使いたい人をマッチングできるのか。私はメディアの部分で、そこを加速させていけるよう情報発信していけたらと思っています。
複雑そうに見える(実際に複雑なことがたくさん!)公共のプロジェクトについて、仕組みを紐解きできるだけわかりやすく、楽しく伝えることを大切にしています。たくさんの人に関心を持ってもらい間口を広げていき、大企業だけでなく、例えばまちのパン屋さんやお花屋さんなどが物件を探すときに公共不動産も選択肢に入ってくる、そんな未来。公共不動産がもっと開かれたものになっていくといいなと思います。
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