2024年9月、公園化をテーマとした書籍『パークナイズ 公園化する都市』(2024年、学芸出版社)を発売しました。人間は本能的に都市を再び緑に戻す方向へと向かっているのではないだろうか、という仮説のもと、多様化する公園のあり方や今後の都市空間について考えていく一冊です。
本書より抜粋して、パークナイズの概念を加速させるためのアイデアを紹介します(※2024年出版当時の転載記事です)。
墓地のパークナイズ
日常的に通いたくなる明るいお墓
暗いイメージのある日本の墓地空間。近年、無縁墓地や放棄墓地が問題となる一方、樹木葬や自然葬などの新しい弔い方も生まれつつある。墓地のあり方が問われている今、たとえば墓地の余剰空間を活用し、人々が滞在できる場所を設えるのはどうだろう。
お墓の横に芝生があり、お墓参りのついでに家族でピクニックを楽しむ。故人を近くに感じながら、自然や植物に囲まれ、都会の喧騒からも離れた公園のようなお墓は、時を超えて多世代が憩う新しい居場所になっていくかもしれない。
9月19日発売『パークナイズ 公園化する都市』(学芸出版)
テーマは「PARKnize=公園化」。今、人間は本能的に都市を再び緑に戻す方向へと向かっているのではないだろうか、という仮説のもと、多様化する公園のあり方や今後の都市空間について考えていく一冊です。
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