民間提案ウェルカムな公共施設 5選

小貝川の廃川を利用した吉野公園の釣り場。水面積は5万平方メートルで周囲には約4kmにおよぶ広大な自然が広がり、春には桜スポットとしても有名です。東京都心から車でも電車でも約１時間の好立地。無料で暫定利用が可能な「トライアル事業」を募集中で、釣りに縛られず、自由に水辺活用の提案ができるとのこと。このゆったりした水辺の風景、かなり希少だと思います！

都心から車で2時間ほど、八ヶ岳の雄大な自然を感じる清里高原に位置する旧少年自然の家。令和3年3月をもって閉館し、現在は解体予定とのこと・・しかし！我こそはと手を挙げる民間企業がいれば譲渡の方向で調整可能だそう。耐震補強不要で数ヶ月前まで運用していたため、うまくリノベーションできれば魅力的な宿泊施設へと生まれ変わらせることも期待できます。標高1,900mの山頂から高原を一望できる「清里テラス」も車で10分ほどと自然を満喫するコンテンツも周辺に点在。解体される前にぜひご検討を！

湖のほとりにあるレクリエーション施設。最寄りのICを降りてすぐの立地で、映画「千と千尋の神隠し」のモデルとされる温泉旅館にも近く、東北自動車道矢吹ICや福島空港からも約15分。空港の周りには公園などが点在し、駐車場ではドライブインシネマが企画される。新しい暮らし方が生まれ始めている？周辺エリアを結びつけるような暮らしの拠点になるか？湖のアクティビティがどこまで実現するか懸念はありますが、掘り起こす余地がありそう。今年度「トライアルサウンディング」の対象。まずは町との対話から始めるのもOKだそうです。

東京から約１時間。JR北陸新幹線「安中榛名駅」から徒歩約３分にある当施設は、自然環境と都市部とのアクセスが良い立地であることを生かし、「サテライトオフィス、シェアオフィス、コワーキングスペースその他これらに類似する事業」として利活用する民間事業者を募集しているそうです。分譲開発エリアにあるので、大人が働く場所に限定するのではなく、親子カフェを併設したり、リトミック的に子供を遊ばせ学ばせながら、親は仕事に集中できる環境になればニーズは高いかも⁉地域の新しい耕（公）民館として、世代を超えて自己や暮らしを耕すプログラムができると面白そうです。

公共R不動産では初の移動型物件。
バスなどを改造して、必要なサービスを必要な場所へお届けする「モビリティビジネス」。日本は海外に比べて遅れをとっていましたが、最近では公園や町中のちょっとした隙間など、あちこちで見かけるようになりました。ちょっと風変わりな図書館やパン屋、八百屋、最近ではファッショントラックなども登場。このバスを活用して全国各地で南城市のポップアップストアを開き、南城市のファンを増やしていくなんて取り組みをしてみては。是非お急ぎください！