小ぶりな公共施設 5選

新潟県十日町といえば、「大地の芸術祭」で毎年多くの方が訪れる場所。起点となっている施設「キナーレ」からもすぐくということで、建物のこじんまりしたサイズ感だけでなく、まちにもポテンシャルが沢山眠っています。アート作品を作る滞在型アトリエでもいいし、ふらっと訪れる人の中長期ステイ先としても良さそう。

人口が増えつつある住宅街にある旧駐在所跡地。建物は老朽化しているため、解体費を差し引いた土地の価格での入札です。が、平屋建てのひなびた駐在所、いい味出てるんですよね…電気等の設備もすでにないとのことですが、建物を復活させるスキルのある方なら（中の状態見ないとなんともですが）身軽に事業をはじめられるかも。JR千丁駅徒歩10分、九州新幹線新八代駅からも車で5分。古くからの瓦葺のお宅と、アパートが混在するエリアで、小中学校や役所支所も徒歩圏です。

総面積の93％を森林が占める智頭町。平野邸は古くからの街道、智頭宿内に位置する２階建の町屋で、敷地内には土蔵が２棟、納屋が１棟あります。 智頭町といえば、“自然保育”を実践する「森のようちえん」、地域経済の循環に挑むパンと地ビールの店「タルマーリー」など実践者たちが集う町。豊かな自然環境を生かしたビジネスとまちづくりの新たな一手に。築約100年というだけあって、外観も内観も趣がありますね。高級志向のイタリアンやフレンチレストランなんて良さそう…と妄想が膨らみます。

このスレート葺きの旧消防施設は、旧波瀬村の中央を通り抜け、歴史や風情を感じさせる古民家や蔵が並ぶ街道の中にあっては、少し浮いた印象を受けます。でもそんな建物の１階を、地域に開きつつアトリエにしたり休憩所にしたり、２階でステイできるようにしたりならないかしら、趣味丸出しのヴィンテージ・ガレージとか。ただ、もし長い時間の滞在を想定するなら、断熱してからの方がよいかも。

福岡県宗像市の離島、「大島」。宗像市本土からフェリーで20分ほど。魚介類が美味しく自然豊かな離島ならではの気持ちのいい島です。この大島観光休憩所は、夏季には目前の海水浴場休憩所として利用されているため、シャワーも完備。海辺の景色が一望でき、ワークスペースや小さな飲食店、サーフィンなど海辺の遊びにも、大人の秘密基地な感じで良さそうです。グループの福岡R不動産でも特集記事がありますのでこちらも合わせてぜひ！
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