アートに関する記事
公共空間を耕す人々 vol.3/地方都市でこそできる山口情報芸術センター[YCAM]の実験
2024/10/2歩行者天国をはじめ、市井の人びとの公共空間の使いこなしをリサーチしてきた内海研究員。今回は、山口県山口市にある山口情報芸術センター、通称YCAMが目指すものについて掘り下げます。インタビューから浮かび上がったのは、まさに「耕す」ように、まだわからない未来を見据えて実験を重ねる人々の姿でした。
まちなかの卓球台の可能性/アートプロジェクト「PING PONG PLATZ」から都市の「遊び」を考える
2024/4/17東京都墨田区のアートプロジェクト「隅⽥川 森羅万象 墨に夢」(通称:すみゆめ)で実施された企画「PING PONG PLATZ」。そのレポート記事を公共R不動産の内海皓平が執筆しました。この記事では、屋外空間に卓球台を置くことで、人々が交差し様々な現象が起こる仕掛けを創出するこのアートプロジェクトの風景を出発点に、公共空間におけるアートの可能性を研究員たちで議論します!
第四の台座に何を載せるか/トラファルガー広場のパブリックアートから公共性を考える
2023/7/5公共空間とアートを研究テーマのひとつに掲げる松田研究員。今回は、ロンドンのトラファルガー広場の「第四の台座(Forth Plinth)」に設置されるパブリックアートを事例に、公共空間におけるアートがどんな批評にさらされてきたかを紐解きます。
「言い訳」が必要な公共空間のアートとその可能性
2023/5/24公益財団法人横浜市芸術文化振興財団が運営する新しいウェブサイト、「アートと都市と公共空間」に公共R不動産の松田東子が寄稿しました。「公共R不動産研究所」では、公共空間とアートも研究テーマのひとつに掲げ、アートプロジェクトの実施や設置が公共空間においてどのように可能になったのかを紐解いていきたいと考えています。
ライブハウス、ナイトクラブはどうなる?ロンドンの文化インフラプラン
2020/4/24コロナウィルスの影響で営業自粛が続く、ライブハウス、ナイトクラブ、パブ。ここロンドンでも、各事業者が難しい判断を迫られていますが、ロンドン市は2019年に、こうした場所を「文化インフラ(Cultural Infrastr...
[1/10イベント]初来日!アムステルダムに学ぶ『公共空間のボトムアップディベロップメント』
2019/12/24オランダを拠点に世界で活動するアーティストネットワークCascoland 共同代表のフィオナさんとルウルさんのお二人をお招きし、イベントを開催します!
まちのコンテンツと出会う高架下
下北沢ケージ
2019/9/11
演劇のシアターやライブハウスなどが集積するカルチャーの街、下北沢。京王井の頭線下北沢駅から徒歩3分の高架下の空間が、2016年夏よりユニークなオープンスペースへと生まれ変りました。
日本のパブリックアート空間もついに
YCC ヨコハマ創造都市センター
2015/8/20
重厚なバルコニーが目印、旧第一銀行横浜支店 従来より横浜の創造都市拠点として使われてきたこの建物ですが、この度、運営者交代で、6月30日にリニューアルオープンを果たしました。 新たに運営に当たるNPO法人YCCは民間4社...
“街の裏側”を変えた台湾の廃路線
鐵花村、台東山海鐵馬道
2015/7/15
台湾の小さな街、台東市に素敵な場所を見つけました。元々は台湾鉄道の土地だった場所。使われなくなった駅やターミナルは音楽&アートビレッジ「鐵花村」になり、廃線になった線路は街をぐるっと巡るウォーキング&サイクリング...
ハイの次はロウライン
The lowline
2015/5/14
高架の次は地下公園 ニューヨークといえば、廃線になった貨物列車の高架線路を公園化したハイラインがかなり有名になりましたが、今度は地下で、ロウライン、というのが計画中ってご存知でしたか?場所はマンハッタン島の南東、ロウワー...