公共空間に関する記事
公営競技場をひらく/玉野競輪場にみる公営競技場の最前線とは
2023/6/21「公営競技場」とは、競馬、競艇、競輪、オートレースを対象とした、いわゆる公営ギャンブル場のこと。競技や制度も日本独自の発展を遂げており、海外にはあまり例がないビルディングタイプです。その公営競技場も、地方の人口減少、少子高齢化、レジャーの多様化や、コロナ禍によるオンライン化も進んだことで、人や車の来場が減り、広々とした競技場自体に余剰が生まれています。この余剰部分が昨今、広くひらかれはじめたことを皆さんはご存知でしょうか。 公営競技歴約20年。競馬好きが高じて自らも馬を飼う高松研究員が見た、公営競技場の最前線をご紹介します。
「言い訳」が必要な公共空間のアートとその可能性
2023/5/24公益財団法人横浜市芸術文化振興財団が運営する新しいウェブサイト、「アートと都市と公共空間」に公共R不動産の松田東子が寄稿しました。「公共R不動産研究所」では、公共空間とアートも研究テーマのひとつに掲げ、アートプロジェクトの実施や設置が公共空間においてどのように可能になったのかを紐解いていきたいと考えています。
公共空間を耕す人々
2023/4/5歩行者天国をはじめ、市井の人びとの公共空間の使いこなしをリサーチしてきた内海研究員。「公共R不動産研究所」でも今後さまざまな公共空間を読み解いていく上で、ベースとなる視点「公共空間を『耕す』」ことについてのコラムです。
隅田川の流域全体が舞台の祭典「隅田川道中」
2023/3/32022年10月29日〜10月30日の2日間にわたり、隅田川の流域全体を使った祭典「隅田川道中」が行われました。合計7区、全長23.5kmの区間にまたがり、和楽器集団・切腹ピストルズによる練り歩き「道中」、屋形船による遊覧体験「渡し」、隅田川沿いのテラスや公園、堤防などを使ったマーケット=「河岸」といった3つのプログラムが同時に展開されました。複数の公共空間を使ったこの大掛かりな祭典がいかにして可能になったのか。そのプロセスと、背景にある思いに迫ります。
路上駐車場を小さな公園へ Park(ing)Day/Parklet
2022/12/14都市を自分たちのものにする手段として、「仮設建築」や「社会実験」の有効性を投げかけた書籍『テンポラリーアーキテクチャー 仮設建築と社会実験』(2020年、学芸出版社)。その中から、都市をもっと軽やかに使いこなすヒントとなるプロジェクトを紹介していきます! (※2020年出版当時の転載記事です)
秋田市文化創造館 未来の文化を創る、余白ある空間ができるまで
2022/9/14秋田市の中心市街地、千秋公園の入り口に2021年にオープンした秋田市文化創造館。美しい佇まいの建物の中は何でもあり!?文化施設のイメージをくつがえす、チャレンジングな取り組みがたくさん行われていました。秋田市出身の若者たちに、「ここがあるなら秋田に帰ってきたい」と言わしめる、文化創造館はどのようにして生まれたのか。開業までの軌跡をたどります。
長崎県波佐見町「HIROPPA」 陶磁器メーカー「マルヒロ」がつくった私設の公園
2022/7/6民間企業がつくるパブリックスペースに迫るシリーズ。第一弾は2021年10月、長崎県波佐見町に誕生した「HIROPPA」です。波佐見焼の陶磁器メーカー「マルヒロ」がプロデュースし、運営を手がける私設の公園。その誕生のプロセスと運営の仕組みについて、HIROPPAのディレクター松尾敬介さんと設計を手がけたDDAAの元木大輔さんにお話をうかがいました。
「ウォーカブルなまちづくり」の本質に迫る!番外編
池袋の「新しい日常」を育むストリートと公園
2020/12/23
2020年6月3日に、ウォーカブル推進法(改正都市再生特別措置法)が成立し、さまざまな自治体でウォーカブル推進都市に対する政策が立てられ、試行錯誤が始まっています。そうした試みはどのような都市ビジョンにつながっていくのでしょうか。
公共空間をもっと気軽に楽しむために。
「PUBLICWARE」はじまります
2020/12/4
”PUBLICWARE”とは、公共空間をもっと気軽に楽しむための、アイテムやアイデアであり、それらを集めたプラットフォームメディアです。 2020年6月にティザーサイトをリリースしていましたが、この度、本サイトをリリースしました!
「ウォーカブルなまちづくり」の本質に迫る!vol.3
「SAGAナイトテラスチャレンジ」に見る都市の可能性とは
2020/11/4
6月3日に、ウォーカブル推進法(改正都市再生特別措置法)が成立し、さまざまな自治体でウォーカブル推進都市に対する政策が立てられ、試行錯誤が始まっています。そうした試みはどのような都市ビジョンにつながっていくのでしょうか。