[7/15イベント]「ウォーカブルなまちづくり」の本質に迫る!vol.4
道路活用にそびえ立つ高い壁、どう乗り越える?

2020年6月3日に、ウォーカブル推進法(改正都市再生特別措置法)が成立し、さまざまな自治体でウォーカブル推進都市に対する政策が立てられ、試行錯誤が始まっています。そうした試みはどのような都市ビジョンにつながっていくのでしょうか。

今回のテーマは「道路活用にそびえ立つ高い壁、どう乗り越える?」

実際にウォーカブルなまちづくりを考える際に必要になる、道路活用のノウハウ。国としても「通行する道路から活用する道路へ」の動きが活発になっており、コロナ禍における道路占用の規制緩和ができたり、歩行者利便増進道路(通称「ほこみち」)の制度が導入されて自治体としても少しずつ機運が高まっています。しかし!実際に市町村で道路活用を進めようとすると、まだまだ課題が多いのが現実。そんな課題や解決アイデアを国・行政・民間の立場からそれぞれ持ち寄り、共に解決への道筋を考えていく場として「道路空間活用勉強会」を有志で立ち上げ、スタディを重ねています。

今回は、その勉強会で考えてきた道路活用の課題について共有しながら、どうやってその壁を乗り越えていけるのかを皆さんと一緒に考えていきたいと思います。

イベント概要

日時:2021年7月15日(木)19:00-20:30
場所:オンライン
チケット:1000円(peatixにて受付)
定員:先着85名(質問参加あり)
※後日、公共R不動産にて当日のレポートを公開いたします。
申込:Peatixによる事前申込をお願いします。
申込締切:2021年7月14日(水)17時
Peatix視聴ページからZOOMのURLにアクセスできます。
https://walkable04.peatix.com/

スピーカー (五十音順):道路空間活用勉強会のメンバー
 淺見知秀(小山市都市整備部技監)
 梶原ちえみ(国土交通政策研究所)
 今佐和子(国土交通省都市局市街地整備課)
 佐々木晶二(土地総研、元国土交通政策研究所長)
 竹井昭彦(国土交通政策研究所、大和リース㈱)
コーディネーター:
 飯石藍(公共R不動産コーディネーター)

主催 :公共R不動産

●登壇者プロフィール

淺見知秀(あざみ・ともひで)
小山市都市整備部技監
2009年JR東日本入社、仙台配属当時に東日本大震災を経験し震災復興に従事。2015年国土交通省に転職。2017年小山市に出向し、3年間都市整備部長として公共空間利活用によるウォーカブルなまちづくりを推進。2021年より現職。専門は交通計画、公共交通の利用促進。

梶原ちえみ(かじわら・ちえみ)
国土交通政策研究所主任研究官
2006年国土交通省入省。本省業務の他、東京国道事務所、横浜国道事務所などで道路の整備・管理業務を経験。2度の育休を経て、2018年より東京国道事務所にて渋谷、新宿、日本橋などの交通結節点整備や道路空間活用に携わる。2020年より現職。現場で感じた課題意識から道路空間活用についての研究を始め、当勉強会の発足を呼びかけ。

今佐和子(こん・さわこ)
国土交通省都市局市街地整備課
大学院にて都市計画を勉強後、2010年IT企業に入社。都市に関わる仕事を志望し2013年国土交通省入省。まちづくり推進課や新潟国道事務所、育休等を経て、2018年より約2年街路交通施設課にて、クルマ中心から人中心、ウォーカブルなまちづくりを全国に広める政策に携わる。育休を経て2021年より現職。

佐々木晶二(ささき・しょうじ)
1982年東京大学法学部卒業、建設省入省。岐阜県都市計画課長、建設省都 市計画課課長補佐、兵庫県まちづくり復 興担当部長、国土交通省都市総務課 長、内閣府防災担当官房審議官、国土交通省国土交通政策研究所長を経て、現在は(一財)土 地総合研究所 専務理事などを務める。

竹井昭彦(たけい・あきひこ)
国土交通政策研究所研究官
1997年大和工商リース株式会社(現大和リース)入社。主にPPP専任担当としてPPP案件の企画立案の支援業務に携わる。PFI事業、PRE(公有地活用)、包括施設管理事業、民間提案制度など幅広く経験し、行政課題や社会課題の解決に邁進中。2020年より現職へ出向。

飯石藍(いいし・あい)
公共R不動産 コーディネーター/株式会社nest 取締役
公共R不動産の立ち上げから参画。クリエイティブな公共空間活用に向けたメディア企画・プロジェクト推進、新たなマッチングの仕組み「公共空間逆プロポーザル」等のディレクション等に携わる。また、2017年からまちづくり会社”nest”の取締役として、地元豊島区の公園”南池袋公園・グリーン大通り”の企画・エリアマネジメントの戦略検討・事業推進など、池袋駅東口のエリア価値を上げていくための公共空間活用プロジェクトを推進している。

 

<過去の連載記事>

馬場正尊によるイントロコラム(2020年6月22日)

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池袋の「新しい日常」を育むストリートと公園

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