創業85年の地域企業が描く、まちの未来とは。民間のつくる公園「ちはや公園」
2023/10/25民間企業がつくるパブリックスペースに迫るシリーズ。第二弾は、2022年4月にオープンした、福岡市東区千早にある「ちはや公園」です。企画したのは、元々この場所で総合レジャー施設「スポーツガーデン香椎」を運営してきた高橋株式会社。民設民営の公園を計画した経緯や設計のポイント、そして地域住民と取り組む運営の仕組みについて、同社社長の高橋彦太郎さんと運営協議会「ちはやをよくする会」事務局長の上野敬之さん、デザイン監修を担当したOpen Aの及川潤さんにお話をうかがいました。
PARKnize ─ 公園化する都市
2023/7/21都市は「公園化」されたがっているのではないか? いくつかの公園プロジェクトに関わるうちに、都市の中に残された様々な空地を公園、もしくは公園のような空間に変換するような仕事が増えてきて、冒頭の問いにたどり着いたという馬場。 風景の価値観に逆転のヒントをくれるかもしれない、「公園化」というキーワードについて考えを巡らせたコラムをお送りします。
静岡市 「トライアルパーク蒲原」プロジェクトレビュー前編/トライアルサウンディングで模索する、新しい道の駅のつくり方
2023/6/13自治体と公共R不動産による公共空間活用プロジェクトを振り返るプロジェクトレビュー。今回取り上げるのは、静岡市と取り組む「蒲原地区『トライアルパーク』プロジェクト」です。事業の立ち上がりから施設のオープン、開業後までを時系列に振り返りながら、公共R不動産ならではの公民連携、行政とのパートナーシップのあり方を前後編に分けてレポートします。
静岡市 「トライアルパーク蒲原」プロジェクトレビュー後編/徹底的な事業シミュレーションを重ねた、スキーム構築から開業後の伴走まで
2023/6/13自治体と公共R不動産による公共空間活用プロジェクトを振り返るプロジェクトレビューのコーナー。今回取り上げるのは、静岡市と取り組む「蒲原地区『トライアルパーク』プロジェクト」です。後編ではスキーム検討、公募要項づくり、オープン後まで振り返ります。お話をうかがったのは、静岡市建設局道路部道路計画課 主査(当時) 渡邉 泰史さんと、公共R不動産 プロジェクトプロデュース事業部 小柴智絵さん。聞き手は、公共R不動産メディア事業部の飯石藍と中島彩です。
巨大な元百貨店を「屋根のある公園」と見立てた「iti SETOUCHI」の挑戦
2023/4/28広島県福山市の巨大な元百貨店に大胆に風穴を開ける形で開業したiti SETOUCHI。地方都市で百貨店廃業が相次ぐ昨今、大きな建物が使われない街中の一等地に残されているという状況も少なくありません。福山市ではどのような手法で再生したのでしょうか。公共R不動産コーディネーターで福山在住でもある菊地マリエがレポートします。
長崎県波佐見町「HIROPPA」 陶磁器メーカー「マルヒロ」がつくった私設の公園
2022/7/6民間企業がつくるパブリックスペースに迫るシリーズ。第一弾は2021年10月、長崎県波佐見町に誕生した「HIROPPA」です。波佐見焼の陶磁器メーカー「マルヒロ」がプロデュースし、運営を手がける私設の公園。その誕生のプロセスと運営の仕組みについて、HIROPPAのディレクター松尾敬介さんと設計を手がけたDDAAの元木大輔さんにお話をうかがいました。
公園法によらない公園。 住民みんなでつくりあげる、佐賀県江北町「みんなの公園」
2020/10/212019年11月、佐賀県江北町に「みんなの公園」が誕生しました。開園以来、多世代が楽しめる公園として親しまれ、地域住民のアイデアを取り入れたイベントなどが開催されています。その空間の魅力や、自由な運営手法を可能にした管理体制についてご紹介します。
佐賀城公園「こころざしのもり」から広がるエリアリノベーションのこれから
2020/9/162018年3月に大規模な改修を経てオープンした、佐賀城公園「こころざしのもり」。もともと隣接していた図書館と公園、ふたつの施設をつなぐことで、暗い印象だった公園が、市民の日常的な居場所へと生まれ変わりました。そして、公園のリニューアルを皮切りにエリアリノベーションの動きも起きています。そのプロセスに注目しました。
連載
公共R不動産の本のご紹介
クリエイティブな公共発注のための『公募要項作成ガイドブック』
公共R不動産のウェブ連載『クリエイティブな公共発注を考えてみた by PPP妄想研究会』から、初のスピンオフ企画として制作された『公募要項作成ガイドブック』。その名の通り、遊休公共施設を活用するために、どんな発注をすればよいのか?公募要項の例文とともに、そのベースとなる考え方と、ポイント解説を盛り込みました。
自治体の皆さんには、このガイドブックを参照しながら公募要項を作成していただければ、日本中のどんなまちの遊休施設でも、おもしろい活用に向けての第一歩が踏み出せるはず!という期待のもと、妄想研究会メンバーもわくわくしながらこのガイドブックを世の中に送り出します。ぜひぜひ、ご活用ください!